SOLD OUT
アンティークらしさ溢れるシグネットリング。
なめらかなオーバルフェイスと、有機的に波打つショルダー装飾が美しく調和し、アール・ヌーヴォー様式のしなやかな美しさを感じさせる一本。
ホールマークは一部不明ながら、「19」の刻印が確認され、1900年前後のイギリスでごく限られた時期にのみ流通した19ctゴールドを想起させます。
一般的な9ct・15ct・18ctに比べて遥かに流通量が少なく、その存在を知る人は少ないながら、非常に希少価値の高い金種。
デザインやつくりから、ヴィクトリアン後期〜エドワーディアン初期の作品と見られます。
現代の洗練されたスタイルに、さりげなくクラシカルな奥行きを添えてくれる存在。
シンプルながら重厚感があり、日常の装いの中で静かに輪郭を描きます。
経年によって深まったゴールドの風合いや、柔らかな摩耗の跡もまた、本物のアンティークだけが持つ美しさ。
装飾の一部として、時間の層をそのまま纏うような感覚を楽しめるリングです。
やや大ぶりなサイズ感は、一本で主役になるアクセントとしてもおすすめ。
なお素材は、おそらく19金をベースとしたロールドゴールド。
真鍮などの芯に金の薄板を圧着するアンティーク特有の技法で、金張りとは異なる柔らかな光沢と重厚な質感が宿ります。
・推定年代:1890〜1910年頃
・製造国:イギリス
・素材:ロールドゴールド(19ctベース)
・サイズ:26号
・リングフェイス:約13.5mm × 11.3mm
・重さ:約5.9g