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c.1890–1910 France Ferronnerie Bracelet / Silver 800 & Vermeil

55,000円

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c.1890–1910 France Ferronnerie Bracelet / Silver 800 & Vermeil ベル・エポックからアール・ヌーヴォー期のフランスで制作された一本。 フェロネリに見られる建築的なアイアンワークを、そのまま手首のスケールへと縮小したかのような構造。 本来は都市のバルコニーや門扉を彩るための造形が、装身具として再構成されている点に、この個体の面白さがあります。 非常に緻密な構造によって成立している造形。 曲線同士が絡み合いながら規則的に連なり、全体として一つのリズムを生み出しています。 緻密に組み上げられた構造が、そのまま造形として立ち上がっている一本です。 素材はシルバー800。 蟹のホールマーク(crabe)が確認できます。 細かなテクスチャーと凹凸の陰影が、長い時間の中で自然に強調され、表面に奥行きを生んでいます。 また、この個体には一部ヴェルメイユが施されています。 ヴェルメイユとは、シルバーの上にゴールドをコーティングした金メッキの技法のこと。 シルバーとゴールド、それぞれの質感が重なることで、単色では出せないコントラストが生まれています。 複雑で緻密なフェロネリ構造をベースとしながらも、ヴェルメイユやテクスチャー加工といったシルバースミスの技術が重ねられている点も、この個体の大きな特徴です。 ブラックスミスによるアイアンワークの造形と、シルバースミスによるジュエリーとしての繊細な仕上げ。その両者が交差するように成立しています。 複雑で緻密な構造美に加え、ヴェルメイユの柔らかな色味、プレーンなシルバーリンク、そして蛇の鱗のような細かなテクスチャー。 それぞれ異なる要素が組み合わさることで、構造と装飾の両方が高い水準で成立しています。 有機的な曲線を持ちながらも、どこか無機質な印象を併せ持つバランスも、この個体ならではの特徴です。 単なる装飾でも、単なる構造でもない。 その両方が自然に重なり合うことで生まれた、完成度の高いブレスレットです。 ・全長:約19.5cm ・内周:約18cm ・幅:約1.2cm ・重量:約11g 全体に経年による小傷や擦れ、シルバー特有のくすみが見られます。 着用に支障のあるダメージはありません。 ※当店で扱うアンティーク・ヴィンテージ品は、いずれも経年による小傷やくすみなどが見られます。それらは歴史を経た品の特性としてご理解の程よろしくお願いします。 B271

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