1903 Germany × England / Leather Wallet by Ludwig Krumm / Silver 925
ドイツ・Offenbachを拠点とした革製品メーカー、Ludwig Krumm製のアンティーク・レザーウォレット。
スターリングシルバー製のマウントには、英国バーミンガムのホールマークと1903年を示すデイトレター「d」、さらに外国製の銀製品であることを示す「F」の輸入刻印が確認できます。
ドイツで製作された銀製マウントを備え、英国へ輸入された後、Birmingham Assay Officeで検定を受けたと考えられる一点です。
ブラックレザーの本体に、フラップの四隅を覆うようにスターリングシルバー製のマウント。中央には小さなプッシュ式の留め具を備えています。
四隅の銀装飾は、植物や葉を思わせる曲線を含みながら、鋭角的な輪郭と左右対称の構成によってまとめられています。植物、紋章、あるいは抽象的な記号のようにも見える独特のモチーフで、柔らかな曲線と尖った形が一つの装飾の中に共存しています。
銀製マウントには、Birmingham Assay Officeを示すアンカー、スターリングシルバーを示すLion Passant、1903年を示すデイトレター「d」、そして外国製銀製品に用いられた「F」の輸入刻印が確認できます。
さらに「L.K.」のスポンサーズマークも刻まれており、これはLudwig Krummのものと考えられます。
Ludwig Krummは19世紀半ばにドイツ・Offenbachで財布や革小物の製造を始め、その後イギリスにも拠点を設け、英国市場へ製品を展開したメーカーです。
本作の「F」が直接示しているのは、少なくともスターリングシルバー製のマウントが英国国外で製作され、英国へ輸入されたということ。レザー部分を含めた財布全体の製造地や最終的な組み立て地までは特定されていませんが、ドイツの革製品産業と英国の銀製品検定制度が交差した、当時の国際的なものづくりを感じられる一品です。
100年以上の使用によって細かな傷や擦れを重ねたブラックレザーと、経年によって落ち着いた表情を見せるスターリングシルバー。
財布という実用品の中に、当時の金属加工、革製品製造、そして国境を越えた流通の背景まで残されたアンティークです。
推定年代:1903年
メーカー:Ludwig Krumm
素材:Sterling Silver / Leather
横幅:約15cm
縦幅:約9.7cm
厚さ:約1cm
コンディション:経年によるレザーの擦れ・小傷・シワ、金属部分の小傷・くすみ等が見られます。
※当店で扱うアンティーク・ヴィンテージ品は、いずれも経年による小傷やくすみなどが見られます。それらは歴史を経た品の特性としてご理解の程よろしくお願いいたします。
※撮影に使用しているリングケース・ジュエリーケース・ブレスレットケースはディスプレイ用です。商品には付属いたしませんので、あらかじめご了承ください。
※カフ・バングルの円周は、本体の内側に沿って計測した長さに、開口部の長さを加えた数値を記載しています。
※商品のイメージ違いやサイズ違いなど、お客様都合による返品・交換はお受けしておりません。サイズ感にご不安がございましたら、着用感などもご案内いたしますので、ご購入前にお気軽にお問い合わせください。
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