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c.1900 Austria-Hungary Black Enamel Bangle by Georg Adam Scheid / Silver 800

55,000円

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c.1900 Austria-Hungary Black Enamel Bangle by Georg Adam Scheid / Silver 800 推定1900年前後、オーストリア=ハンガリー帝国期に製作されたブラックエナメルのヒンジ式バングル。 シルバー800をベースに、外周を艶やかなブラックエナメルで覆った一本。大きな装飾を加えず、黒いエナメルの面とシルバーの輪郭で見せる、簡潔なデザインです。 開閉部には細かな彫刻装飾が施され、すっきりとした外観の中に当時の銀工技術が感じられます。 内側には「G.A.S.」「800」の刻印。G.A.S.は、19世紀末から20世紀初頭のウィーンで活動した銀工・ジュエリーメーカー、Georg Adam Scheidのメーカーズマークです。留め具には、オーストリア=ハンガリー期の銀製品に用いられた犬頭の検定印も確認できます。 Georg Adam Scheidはシルバーとエナメルを組み合わせた装飾品も数多く手がけており、本品にもその仕事が表れています。 黒という色は、時代によってさまざまな意味を帯びてきました。 中世末から近世にかけては、深く均一な黒を染め上げることに高い技術と費用を要し、富や権威を示す色としても用いられました。 19世紀には、特に女性の装いにおいて、黒は喪の文化とも強く結びつきます。ジェットや黒色ガラス、ブラックエナメルを用いた装身具も、喪の装いの中で身につけられました。 一方、世紀末になると、黒はそうした意味を残しながら、個人の好みや美意識によっても選ばれる色へと広がっていきます。 現代へとつながる、自分で選ぶ黒。 本品が製作された1900年前後は、そんな黒の捉え方が広がっていった時代でもありました。艶やかな黒エナメルを広い面で見せ、シルバーとの対比を生かした造形には、喪の色という一面にとどまらない、黒そのものを装いとして楽しむ感覚を重ねて見ることができます。 故人の名や没年月日など、特定の人物を追悼する銘は確認されていません。喪のために着用された可能性は否定できませんが、特定の故人のために作られた品とも断定せず、当時の黒いジュエリーの流れを汲む一本としてご紹介します。 100年以上前のジュエリーでありながら、艶のある黒と銀を生かした佇まいは、今の装いにも自然に馴染みます。 細身のため、単体では静かなアクセントに。シルバーブレスレットやバングルとの重ね付けにもおすすめです。 手首周り16.2cmのモデルが着用すると、比較的ジャストに近いフィット感。窮屈さはなく、手首に沿うように収まります。 推定年代: c.1900 生産国: オーストリア=ハンガリー帝国 メーカー: Georg Adam Scheid 素材: Silver 800 / Black Enamel 内周: 約17cm バングル幅: 約0.9cm 重量: 約18.5g 刻印: G.A.S. / 2 / 800 / Dog Head Hallmark コンディション: 経年によるシルバー部分の小傷やくすみ、ブラックエナメル表面の擦れ、一部に小さな欠けが見られます。いずれも100年以上の年月を経たアンティーク品の状態としてご確認ください。 ※当店で扱うアンティーク・ヴィンテージ品は、いずれも経年による小傷やくすみなどが見られます。それらは歴史を経た品の特性としてご理解の程よろしくお願いいたします。 ※撮影に使用しているリングケース・ジュエリーケース・ブレスレットケースはディスプレイ用です。商品には付属いたしませんので、あらかじめご了承ください。 ※カフ・バングルの円周は、本体の内側に沿って計測した長さに、開口部の長さを加えた数値を記載しています。 ※商品のイメージ違いやサイズ違いなど、お客様都合による返品・交換はお受けしておりません。サイズ感にご不安がございましたら、着用感などもご案内いたしますので、ご購入前にお気軽にお問い合わせください。

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