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Finland Antique Shield Brooch / Silver 813 (1916, Frans Vilhelm Tanner, Helsinki)
1916年、フィンランド・ヘルシンキで制作されたシールドブローチ。銀細工師フランス・ヴィルヘルム・タナーのホールマークが刻まれた、Silver 813製の一品です。
シールドブローチは民族衣装の一部として用いられた伝統的な装飾で、その起源はヴァイキング時代に遡ります。19世紀末のナショナル・ロマンティシズムの中で再評価され、祝祭や結婚式などで身につけられました。単なる留め具を超え、民族の誇りや文化的アイデンティティを象徴する存在として受け継がれてきたものです。
表面には幾何学的なメアンダー紋様が精緻に刻まれています。永遠や絆を象徴するこのモチーフは、古典主義の影響を映しながらも北欧らしい静謐で端正な美を宿し、現代的な印象をも与えます。ヘルシンキの都市ホールマークとともに刻まれた813シルバーの白銀色は、スターリングシルバーよりも落ち着いた光沢を持ち、経年とともに深みを増していきます。
直径約4.5cmという存在感あるサイズは、重厚で豪華な佇まいを持ちながらも、シルバー一色の統一感によって普段の装いにも自然に馴染みます。カジュアルなジャケットの胸元に留めれば、独特のアクセントでありながら悪目立ちせず、シャツやニット、コートなど、さまざまなスタイルに静かに調和します。ブローチは留める位置を選ばない自由度があり、ユニセックスに楽しめるのも魅力です。
• 推定年代:1916年
• 製造国:フィンランド(ヘルシンキ)
• 銀細工師:Frans Vilhelm Tanner
• 素材:Silver 813
• サイズ:直径 約4.5cm
• コンディション:針に歪みはありますが、着用に支障はありません。当時のブローチに多く見られるC型クラスプ(ロック機能のない仕様)を備えています。
歴史と文化を宿しながら、日常に取り入れられる北欧アンティークシルバー。
重厚さと静けさを併せ持つ、美しいシールドブローチです。
※当店で扱うアンティーク・ヴィンテージ品は、いずれも経年による小傷やくすみなどが見られます。それらは歴史を経た品の特性としてご理解の程よろしくお願いします。